学生時代と

おはようございます


日本　泥酔１００選　

ＢＥＲでございます




最近よく

「大学の頃なんの勉強してたんですか？」


とか聞かれる事が多いのだが


私　生物学部。



決まって答えるのは


「よく魚とかウサギとか殺してました。」

というね。

近くの公園で犯罪をおかしそうな中年の発言ですが。


実際そうでした。


魚なんて１０００匹くらい殺したんじゃね

熱帯魚含めて。

まぁ　ここからは　グロい話が苦手な人は


今すぐＩＥを×で閉じていただいた上に

ＰＣは強制終了してもらいたいわけだけども、





脳をね。

取るんですよ。脳を。

大量に。

そしてその脳に含まれるなんたらいうたんぱく質を使うんですね。

これに使う魚は主にフナです。


川で大量にフナを捕ってくるんだ。


うまいぜー俺、投網。

とってきたフナの頭をたたいて気絶させてから

はさみでチョッキリ頭を割って脳を取ります。

それを液体窒素に投げ込む簡単な軽作業です。




あと、熱帯魚は、目の細胞を使います。

熱帯魚は　もちろん熱帯魚屋さんで買うわけですが


とても　実験に使うとは言えないわけで。



店員「この子は一番元気ですねー。あ、この子はちょっと恥ずかしがりやかな・・・・。」


ごめんなさいごめんなさいごめんなさい（号泣）



まぁ、ウサギの話をすると自分的に凹むのでそこはやめときます。



でだ。


この生物学部で一番の恐怖がありまして。

まぁ、そういった動物を殺すのも恐怖なんだけども、それ以上に！

生物学棟の真ん中に中庭がありまして

そこに、「飼育棟」と呼ばれるコンクリートの小さな建物があるんだよ。



まず、だいたい、実験に使用した動物たちはこの建物の周りに埋められます。

広い土地じゃないので、

さて　埋めようかなとか思って掘ってみたら、

う○○○が○○にくっついた状態の動物がゴロリとでてきて

その日は流動食しか喉を通らなくなったりするわけです。



そんな　カオスな庭の中心が　飼育棟なんですね。

いわば　修羅の国の中心地だ。

この飼育棟、重に魚やら、天然記念物のオオサンショウオやらを

飼育してるんですが


そうさな


バイオハザードの最後らへんの　じめじめした実験棟。

あれにかなり近い。


まず、鍵をはずして鉄製の重い扉をあけたら


あけたとたん。


“サーッツ！”


ね。

わかりますか　この音。


まじでこの音聞こえるから。


そう。大量のゴキブリが移動する音ですね。


もう　リアルまっくろくろすけ。

駿、ここ参考にしてるよきっと。


ほんとに　大量のゴキが　隠れるから。

そんな中、涙を浮かべながらまず電気をパチっとつけます。

いろんなものの　屍骸が　照らされる。


てか、汚すぎるＴＴ


で、オオサンショウオにえさをやってですね。


あ、このオオサンショウオ、普段は緩慢な動きですが


餌のとき　まじで怖いんですよ。


一瞬で　バクウ！！と喰うんだけど、指とか逝かれる強さらしい。


普通に怖い。


そして、俺が最も怖かった　

「水槽」が一番奥にあります。

何が怖かったか。


病気なんですよ。そこの魚がみんな。

魚の病気ってさ

大変なんだよ・・・。ビジュアル的に。

一番泣きそうになるのが

「松かさ病」という病気だ

その名のとおり、魚ちゃんたちのうろこが

ぜんぶ　逆立ち、まつぼっくりみたいになるんだけど

ちょっと　さわると　うろこが　ぽろぽろ　取れるんですよ。

もうね。水槽の魚全部それになってたときは

「オーマイガ・・・」と。

リアルに呟いた始末。

日本人なのにすごく自然にね。出てきた。その言葉が。



まぁ　とりあえず　学生時代。


毎日こんな恐怖と戦いつつ、暗室の中汗だくになりながら実験を繰り返す日々だったね。


いろんな意味で忍耐力付いた気がするよ・・・・

その分トラウマも増えたけどな！